鹿児島Ruby会議01で発表してきた

ので記す。

k-ruby.github.io

発表内容

少し前の話になるけど、11月末に開催された鹿児島Ruby会議01にて、"RubyOSSコードリーディング"というタイトルで発表してきた。

speakerdeck.com

今までカンファレンスで発表した経験がなかったので、どんな発表すると面白いかなと結構悩んだ。

最終的にはスライドの通りの発表になったが、学生からRubyコミッターまで様々なバックグラウンドを持つ方々が参加するカンファレンスだったので、知識よりも経験に関するトピックを増やすことにしたのは正解だったように思う。

発表後に@mametterさんから、「OSSでテストが足りていない部分を見つけたら、テスト書いてPRを送ると喜ばれる」とアドバイスをいただいた。

確かにOSS読むのばっかりやっていてテストコード読んでなかったなと思い、家に帰ってから、コードリーディングの題材にしたOSSでテストをRuby 2.7.0のPreview版で走らせてみた。

有名なOSSで足りていないテストを見つけ出すのはちょっと難しいと感じたが*1、テストを走らせたらWarningがちらほら出ていたのでそれらを潰すPRを送った。無事マージされたので、やってみるもんだなと思った。

github.com

github.com

PRの内容は技術的に高度ではないとはいえ、メタプログラミングRubyを一通り読んだり、RubyOSSを継続的に読み続けていないとここまでシュッとPRを出せなかったとは思うので、自身の成長を感じる瞬間ではあった。

あと、PRを立てる上でRuby Issue Tracking Systemを読んだり、リリースノートを読む習慣がついたし、コミッターにPRで感謝されたりするのでお得な気持ちになった。

地方Ruby会議

今まで地方Ruby会議にはあまり参加したことがなかったが、@kakutaniさんの発表を聞いて、なるほどと思ったことがある。

speakerdeck.com

お互いの顔の見える規模のシングルトラックのカンファレンス体験はとてもよいものだ

たしかに、Ruby Kaigiのような超大規模なカンファレンスでは登壇者本人に話しかけるのは敷居が高かった。*2シングルトラックで収まる規模だと、懇親会ですぐそこにいるので大変話しかけやすかった。

おわりに

業務でRuby書く頻度は減っているけど、トータルでRubyに触れる時間は増えているし、引き続きやっていく。

*1:そもそもカバレッジが高いようだった

*2:勝手に敷居の高さを感じているだけかもしれないけど