2014年度に買ったカメラの紹介と今後の業界の話
2014年度もそろそろ終わりそうなので、購入したカメラを振り返りつつ、
今後の業界の話を細々と書いていこうと思います。
Panasonic Lumix GF-1
最初に買ったカメラはこれです。どピンク。ヤフオクで5000円でした。
で、レンズはこちらを選びました。
LUMIX G 20mm/F1.7 II ASPH. H-H020A-K
Panasonicのデジカメは基本的にボディ側でなくレンズ側に手ブレ補正が乗っています。
(例外で同社ではGX-7だけボディ側手ブレ補正が搭載されています)
また、20mm/F1.7には手ブレ補正がついていないので暗所では結構厳しい感じでした。
2009年の機種なので現行機種と比較すると若干見劣りするかもしれませんが、それでも場合によっては
そこそこの威力を発揮してくれます。
今は実家で眠ってるので若干のさみしさを覚えますね。
多少詳しい人は分かると思うんですが、
GF-1とLumix G 20mm/F1.7はもともとレンズキットとしてセット販売されていました。
(細かいことを言うとGF-1とセットになっているレンズは1つ旧型で、多少の違いがあります)
じゃあなんで20mm/F1.7 II買ったの?レンズキット買えばよかったじゃん?って突っ込みがありそうな所ですが、
GF-1をGX-1と間違えて落札しました。クソのザコです。5000円の商品でよかった。
だってなんか名前にてるし・・・。
Olympus XZ-10
こちらは母のプレゼント用に買いました。
今までCanon IXY10Sを使っていたらしいのですがバッテリーの認識周りが故障してどうにも使いようがないので
買ってほしいと頼まれたのでかさばらないコンデジを探して見つけたのがこの機種です。
IXY10Sの修理代が\15,000ぐらいだったのでそれと同価格帯あたりで目星をつけました。
ちなみに撮影モードAutoにするとなぜかフラッシュが強制ポップアップする謎仕様。
余談ですがIXYもPIXUSも保証期間切れてすぐぶっ壊れたのでCanonのガチエントリーモデルはあんまり信用ないっすね・・・。
Olympus E-M1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
父にプレゼントしました。月収がそこそこ吹き飛びました。どっひゃー。
結構な頻度で借りて自分でも使ってるので元は取ってるかなって感じがしますね。
最近一番使ってるのは断然E-M1ですね。
普段ちょろっと出歩く時はE-M1+20mm/F1.7、旅行などでは12-40mmと使い分けています。
防塵防滴ってどうなのよ?使う機会ある?って最初思いましたが、
小雨がぱらついてきた時でも臆せず使っていけるので結構ありがたい。
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II
父が望遠レンズ欲しいと言ってたのでアウトレットで買いました。4万弱だった気がします。
さすがにレンズは自分で買ってねってお願いしたのでお金は払ってません。
使ってみると分かるんですが、300mmって普段では使いどころに困る。
手持ちは諦めて三脚立てて撮ってくとか、動物を遠くから狙っていく感じですね。
今後のカメラ業界のお話
先日、CP+に参加してきました。
スマホに押されカメラ業界冬の時代などと言われていましたが、
実際のところカメラ自体に興味を持つ人は結構な人数がいるようです。
個人的な感想ですが、Canonブースかなり元気あるなーと思いました。
5Ds,5DsR発表とか、1億2000万画素センサーの展示とか。
あと、特に参考出品のPowerShot G3 Xが存在感出してました。
キヤノンは2月6日、1型センサーを搭載したレンズ一体型デジタルカメラ「PowerShot G3 X」を開発中と発表した。2月12日(木)に開幕するイベント「CP+2015」に参考出品する。
1型センサーと24-600mm相当(35mm判換算)の光学25倍ズームレンズを搭載。開放F値は明らかにされていない。
値段未定ですがレンズ持ってなくてこれからカメラ買う人はもうこれでいいんじゃないでしょうか(投げやり)
さて、先述の通りカメラ業界冬の時代と言われている件についてですが、実情は以下のようになっています。
(CIPA調べ)
左軸が各デジタル一眼カメラ出荷台数、右軸がデジタル一眼カメラ売上金額を表しています。
2012年をピークに、デジタル一眼カメラ出荷台数、売上金額共に年2割のペースで減少しています。
デジタル一眼レフはほぼこのペースに従っていますが、ミラーレス一眼は2012年からほぼ横ばいの出荷台数。
これだけ見るとミラーレス健闘してんじゃんって感じはしなくもないですね。
ミラーレス一眼
ミラーレスに注目して話を続けます。
地域別に見てみましょう。
実は出荷台数自体は欧米でかなり減っていました。
全体での台数を支えているのはアジア地域の方でした。
逆に、売上金額は全体的に横ばい、もしくは上昇(2013年の米国を除く)しているのが分かりますね。
ここから言えるのは、アジア地域ではエントリーモデルのミラーレスがよく売れていて、
欧米ではハイエンド機がよく売れているといったところでしょうか。
これを見越してなのかは知りませんが、Canonがミラーレスに注力すると宣言したようです。
EOS M初代で死ぬほど叩かれたのが堪えたのか真面目に作るらしい。
一眼レフ
では、一眼レフはどうなのか。
2014年度はフルサイズ一眼レフの攻勢が続きました。
ちなみにフルサイズとはセンサーのサイズのことです。
キヤノンは5060万画素センサー搭載5DsRを発表。
ニコンはD750,D810を発売。
そしてペンタックスがフルサイズ一眼レフの開発を発表。
世の中の流れはハイエンド化・センサーサイズ大型化・高画素化となっています。
そして値段が高い。とにかく高い。
5DsRは50万弱です。
一眼レフのメインターゲット層は50代のオッサンなので2012年まではこれで飛ぶように売れてました。資本主義万歳。
ちなみにWikipediaによると「ミラーレス一眼」というジャンルではPanasonic DMC-G1が世界初という扱いになってました。
一眼レフとミラーレスの小話
一眼レフとミラーレスの主な違いはAF方式(位相差AF/コントラストAF)とファインダー(光学ファインダー/電子ファインダー)です。
すごーくざっくり言うとAF方式とファインダーの遅延あり/なしが存在するため動体はどうしても一眼レフの方が有利、という話になっています。
最近はミラーレスでも動体!みたいな記事がちょくちょく出てきたのでこの辺の差はだんだん埋まっていくのかも。
でも動体撮ってないしあんまりその辺は語れること少ない・・・。
E-M1 ファームウエアバージョン3.0 C-AFを試す。|2 > G-gallery3
E-M1はファームアップで動体AF改善したよ!ってあんま告知してない(気がする)ので
その辺ちゃんとやった方がいいんじゃないですかね・・・。
また、EVFも年々進化が続いています。
ミラーレスの命運を決めるのはカメラメーカーじゃなくて実はこの辺の技術だったりするのかも。